八重山地方は大気の状態が非常に不安定になっていて竹富町の波照間島ではこの3日間で平年の10月の3.6倍もの雨が降る記録的な大雨になっています。

沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意するよう呼びかけています。八重山地方は前線や熱帯低気圧の影響で非常に不安定な大気の状態が続いています。

竹富町の波照間島では22日、午後4時半までの24時間に降った雨の量が478.0ミリと1979年の統計開始以来最も多くなっています。

また10月19日の降り始めからの雨量は588.0ミリに達していて、これは平年の10月の1か月に降る雨の3.6倍です。

このほか西表島の上原で467.0ミリ、石垣空港で465.5ミリと記録的な大雨になっているところがあります。

石垣島地方では23日明け方にかけて土砂災害に警戒し、22日夜遅くにかけて低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。

また沖縄地方では大東島地方を除き23日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

沖縄テレビ
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