観測史上3番目の太陽系の外から飛来した恒星間天体「3I/アトラス彗星」が、10月30日頃に太陽に最も近づきます。愛媛県でも条件が良く大きな望遠境を使えば、11月後半から12月前半の東の明け方頃に観測できるチャンスがあるといいます。
「3I/アトラス彗星」は今年7月1日にチリのATLAS望遠鏡が発見。太陽系の外から飛来したとされる観測史上3番目の彗星です。
愛媛県総合科学博物館や久万高原天体観測館によりますと、この彗星はスピードが相当速く時速約21万キロ。ほぼ黄道に沿って進み、木星や火星、金星の近くを通って、太陽には10月30日頃に最も近づくとされています。地球には12月中旬に最も近づくと見られています。
愛媛県では11月後半から12月前半、午前3時から午前5時半頃に東の空で条件が良ければ観測のチャンスがあるということです。ただ明るさは14等級位で大きな望遠境が必要で点の様にしか見えないと見られます。
この彗星の飛来では、太陽系以外の場所の情報が得られると期待されています。
ネット上では、これまでの彗星とは異なる特徴が多く、地球外生命体と関連づける記事などが注目されています。
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