広島市の松井市長は市内で教師によるわいせつ事件が相次いでいることを受け、再発防止に向けた根源的な取り組みを行う必要性を述べました。
【広島市・松井一実市長】
「決して許されるものではないと思っています。被害に遭われた方々、そのご家族のことを思うと大変心が痛む」
広島市立の小学校教師が児童へのわいせつ行為などにより逮捕される事件が相次いだことを受け、松井市長は「子供たちを教え導くという重要な職務の放棄であり、教育制度そのものに対する信頼を損なうもの」との認識を示しました。
その上で教育委員会に対し「先生方一人一人に寄り添いながら二度とこうした事件が発生しないよう根源的な取り組みをしっかり行うよう」改めて求めました。
さらに、ハード面の取り組みとして防犯カメラを設置する可能性も含めて検討するとしています。