今月、広島県が「県民の結婚意識」について聞いた調査結果を発表しました。
中でも結婚するための行動に変化があったようで、パートナーと出会うために県内の半数以上がマッチングアプリを使っているようなんです。

様々な選択肢が増える中で、そもそも結婚願望はあるのかを含めて街の声を聞きました。

■結婚願望ある?マッチングアプリは?

【50代既婚】
Q:結婚するためにマッチングアプリを使う人が増えている
「後輩でもそれで結婚した子がいます。マッチングアプリとかゲーム内のチャットとかで知り合った後輩もいます。ちょっと変わってきましたね、昔と比べて。その子も幸せにやっているしいいんじゃないでしょうか。時代が変わっていくんでしょうね」

【40代既婚】
Q:マッチングアプリがないと出会いが無い?
「そんなことないと思うんですけどね。皆さんそれぞれ仕事したりとかして人間関係があると思うので、そういうので構築されていったら出会いはあると思うんですけどね。出会いのきっかけになるのはいいと思うんですけど、ネット社会に抵抗があるので」

【大学生】
Q:マッチングアプリ使う?
「使ったことはないです」
Q:どんなイメージ?
「周りを見ていて思ったよりも手軽に出会っている感覚は大学生になって特にあります。(結婚を)しない人も増えてきているから、そういう人たちと仲良く関われたら幸せだったらいいかなと。そこ(結婚)にこだわっていない。一人でも楽しく生きる力をつけている人が多い感じはしています。ソロ活とかも流行っていますし」

【大学生】
「そこまで今は結婚が当たり前ではなくなっているから、できなかったらできなかったで、できたらうれしいな」

【30代未婚】
Q:結婚願望は?
「あります。今付き合っている方とは結婚したいと思っています」
Q:結婚したい理由は?
「その相手だからかな。ちゃんと法的にも二人で一緒になりたいという思いがあるので」

【20代未婚】
「私もまだ仕事をしたいと思っているので、結婚の考えは持っていないです。妊娠して子供をを産んだら(仕事を)やめることになったり、バイトしかできなくなったりするところがちょっと…」

■スタジオ

【辰已麗キャスター】
今回の県民の結婚に関するデータ。
20代から30代全体ではおよそ7割の人が「結婚願望がある」ということですが、年代別にみると、年齢が上がるにつれて「結婚したい」という割合が減っていくんですね。結婚のハードル1位「出会いの場所・機会がない」ということで、社会人よりも学生のときの方が出会いが多いともいわれます。

吉中さん、このような現状どう考えますか?

【コメンテーター:広島大学法学部長・吉中信人教授】
「大学での皮膚感覚でいうと、マッチングアプリは結構使われてるなというイメージですね。そこら辺に歩いている人よりよっぽどいいという意見もありますし、いろんな選択肢があるというのが、やっぱり魅力の一つですね」

選択肢っていうところで言うと、身内の話で恐縮なんですが、私の両親は初めて会ったときにビビビッときて結婚すると思ったみたいなので、「直感」というのも選択肢の一つになり得るかも知れません。

(メモ)
●結婚したい理由1位「愛情を感じている人と暮らせるから」
●結婚したくない理由1位「結婚にメリットを感じないから」
●結婚のハードル1位「出会いの場所・機会がない」→その理由は、積極的にアプローチすることが得意ではない・時間がないなど
●結婚したくない人は12.1%→そのうち76.8%が22歳頃までにそう思うようになっている

テレビ新広島
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