明治の文豪・夏目漱石らの自筆原稿を集めた展覧会が、奈良県天理市で開かれています。

「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりして居る」-。

「坊っちゃん」の書き出しを原稿用紙にしたためたのは、あの夏目漱石です。

展覧会では、夏目漱石や正岡子規、それに森鴎外※の自筆原稿など38点が展示されています。※「鴎外」の「鴎」の左側は「メ」ではなく「品」

原稿には修正や書き込みの痕があり、文学史に残る名作が完成する過程を追体験することができます。
【来場者】
「そこに漱石がいるような気がした。優しい字。人柄が出ている感じがする」

「漱石・子規・鴎外※ 文豪たちの自筆展」
▼天理大学附属天理参考館(奈良・天理市)
▼11月17日まで

※「鴎外」の「鴎」の左側は「メ」ではなく「品」

関西テレビ
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