防災上注意が必要な道幅が4メートル未満の道、「狭あい道路」の課題を話し合うシンポジウムが仙台市太白区で開かれました。
シンポジウムは日本土地家屋調査士会連合会が開いたもので、自治体関係者など約350人が参加しました。
狭あい道路とは幅員が4メートル未満で、不特定多数の人が日常的に通行する道路を指し、その特徴から災害時における緊急車両の通行など防災上の課題ともなっています。
総務省によりますと、県内の住宅のうち20%が狭あい道路に面していて、シンポジウムでは国の担当者が今後の対策の在り方などを説明しました。
国交省の担当者
「危険な状態がそのまま残ってしまっているというのは、大きな課題だと思っていて、計画的に重点的にやっていかなければならない」
このシンポジウムは全国で行われていて、各地域の課題が共有されています。