赤カブの一種で敦賀市杉箸地区の伝統野菜「杉箸アカカンバ」の間引き作業が22日、市民らが参加して行われました。
間引き作業には、市が募ったボランティア10人が参加しました。
杉箸アカカンバは、杉箸地区で150年以上前から栽培されている伝統野菜です。
高齢化や担い手不足が深刻で、10年ほど前から手間がかかる間引きなどを手伝ってもらっています。
参加者は、生育をよくするためアカカンバを15センチほどの間隔に間引いたり、草を取ったりしていました。
参加者は「ここでしか育てられないと聞いているので絶やしてはいけないと思う」と話していました。
生育は順調で、収穫は10月末から始まります。