持続可能な開発のための教育の実現を目指すESDの国際会議が、10月21日から岡山市で始まりました。岡山市での開催は、11年ぶり2回目です。

会議には大学教授や行政関係者など30以上の国から約180人が参加し、小学生らが各国の旗を振って出迎えました。岡山市北区で行われた開会式では大森雅夫市長が、「岡山の魅力を感じながら、交流が深まり、実りの多い会議にしてほしい」と英語でスピーチしました。

会議では気候変動や貧困などの課題で教育に力を入れていることなど各国のESDの事例を共有し、今後の課題について協議したほか、基調講演やシンポジウム、小学校での交流会などが市内各地で開催されます。

そして、22日の午後には「岡山宣言」が採択される予定です。

(岡山市 大森雅夫市長)
「持続可能な社会、環境、様々取り組んでいる。そうしたことを感じてもらい、自分も実践していく節目になればいい」

この会議が岡山市で開かれるのは11年ぶり2回目で、同一都市での複数開催は初めてだということです。会議は23日までの予定です。

岡山放送
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