2024年度、長崎県が対応した児童虐待の相談数は1300件あまりと、過去最多を更新しました。
県こども政策局 浦亮治 局長
「全国的に子供の数が減少する中でも児童虐待件数は依然として増加傾向」
県が対応した児童虐待の相談件数は、自治体をはじめ、学校や警察福祉団体などでつくる協議会で21日に報告され、2024年度は1301件と過去最多を更新したということです。
全体の半数以上を心理的虐待が占め、次いで身体的虐待が多くなっています。
年齢別では、虐待を受けた児童の4割以上が6歳までの未就学児でした。
また、県のほか市や町で対応した件数を合わせると、年間で2150件を超えています。
児童虐待の通告や相談は全国共通ダイヤル「189」
“189”に電話することで近くの児童相談所につながり、匿名でも情報提供できます。