広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年8月に行われた「第33回広島県高等学校ロボット競技大会」で、連覇を果たし全国大会出場を決めた呉港高校。 チームリーダーの谷岡日向くん(高3)にインタビューしました。

―大会を振り返ってどうでしたか?―

3人で意見を出し合って、ゴルフボールとソフトボールを同じアームで2つとも取れる所がロボットのポイントです。目標の850点(1000点中)取る事ができました。夏休みなどをつかって費やした時間は多いので、優勝が決まった時は、嬉しくて跳びはねました。

―県大会で見つけた課題の改善とは何ですか?―

ゴルフボールとソフトボールはアームでの取り方が似ていますが、軟式ボールだけは取り方が変わってくるので、もうひとつのアームを製作しようと考えています。県大会では軟式ボールを捨てて、850点(1000点中)で勝負していたが、全国大会では軟式ボールを取って、950点(1000点中)で勝負したいと考えています。去年の先輩たちが準決勝まで進出したので、決勝を目指してがんばっていこうと思います。

―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―

「競技終了まで絶対に諦めず、やり切れ!」で、操縦者の森本輝君に言われた言葉です。練習で目標の850点に達しないという事は、全国大会に出場するという目標も叶わなくなってしまうので、「こんなにやってうまくいかないという事は、もう無理なんじゃないか?」と思うこともありました。この言葉を言われて自分の気持ちを改め、3人でチームワークを高めてがんばりました。3人で協力して達成できた事で、協調性や達成感を味わう事ができました。

―将来の夢について教えてください―

マイクロメーターやノギスなど精密測定器を通して、これからのものづくりを支えていきたいと考えています。

テレビ新広島
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