石破首相は21日、内閣総辞職に伴い職員一同に拍手で見送られながら、総理官邸を去った。花束を受け取った石破首相は「一年間本当に皆様お世話になりました。ありがとうございます」と謝意を示し、「1年でしたが本当にいい仕事をさせていただいたと思っています。法律も条約も予算もどんどんきちんと仕上がったということですし、国会も一度も止まることがなく、内政も外交もこれはやらなきゃいけない、道筋をつけなきゃいけないねということがきちんとできたのは、本当に皆さん方のおかげだった」と語った。
後を引き継ぐ内閣については「やっぱり分断と対立ではなくて、連帯と寛容、そして主権者である市民の皆様方、一人一人に謙虚に真摯に誠実に語りかける、そういう政権であってほしい」と述べた。
また、地元鳥取については、「(人口)全国最少県から総理大臣を出していただいたということには、感謝以外の何ものでもありません」と感謝の意を示した。