11月15日に東京で開幕する聴覚障がい者のための国際スポーツ大会デフリンピックに出場する岩手県矢巾町出身でハンドボール日本代表の水嶋貴一選手(23)が、10月20日に地元の役場を訪れ、意気込みを語りました。

20日は矢巾町出身で東京の社会人チームに所属する水嶋貴一選手(23)が家族とともに高橋昌造町長を訪ねました。

聴覚に障がいがある水嶋選手は中学時代にハンドボールをはじめ、23歳で迎える東京デフリンピックに日本代表のゴールキーパーとして出場します。

高橋町長がデフリンピック出場について「矢巾町の誇りです」と激励すると、水嶋選手は大会への意気込みを語りました。

東京デフリンピックハンドボール日本代表 水嶋貴一選手
「今まで通り楽しくやることを大切に準備したい。頑張りたいと思う」

水嶋選手には母校の矢巾中学校と矢巾北中学校のハンドボール部の生徒から「目指せ世界一」などと書かれた寄せ書きが贈られました。

東京デフリンピックのハンドボールには8カ国が出場し、11月16日から熱戦が展開されます。

水嶋選手は「まずは1勝し、最終的にはメダルを取りたい」と語っていました。

岩手めんこいテレビ
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