採用されて1年以内の若手職員や県外から岩手県に赴任した職員など公務員を対象にした冬道の運転講習会が、10月20日に岩手県雫石町で開かれました。

松澤凱斗アナウンサー
「雪道の滑りやすさを体験できるこの道路、雪道で止まる難しさと怖さが伝わります」

講習会は冬道に慣れていない公務員を対象に県が2012年から毎年開催しています。

10月20日は県内の自治体から採用されて1年以内の若手職員や県外から岩手県に赴任した職員など11人が参加しました。

講習では鉄板の上に水をまいて人工的に滑りやすくした路面を走行し、スリップを体験しました。

参加者は急ブレーキをかけたり、ハンドルをきったりして凍結した路面をイメージしながら冬道の恐ろしさを感じていました。

名古屋市からの派遣職員・陸前高田市防災課 黒田輝主事
「東北で初めての冬を迎えるので非常に不安だった。こういう講習はありがたい。(運転してみて)横すべりが一番怖いと感じた」

講習会は21日以降も実施され、あわせて約100人の職員が参加する予定です。

岩手めんこいテレビ
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