米軍が10日、那覇市の知念市長と面談し繁華街での単独パトロールを実施したいとの意向を伝えていた事がわかりました。
米兵による性犯罪が相次いでいる事態を受けて、沖縄市では4月以降繁華街で日米の合同パトロールが行われているほか、9月には県や沖縄市に事前に通知した上で米軍が単独でのパトロールを実施しました。
那覇市によりますと、10日に在沖海兵隊のウォルフォード司令官が知念市長を訪ね那覇市内でアメリカ軍単独のパトロールを実施したいと打診してきたということです。
米軍はこれまでにも生活指導を名目とした巡回を那覇市で行ってきたとして、事件の防止に向け理解を求めたということです。
知念市長は米軍単独でパトロールを行うことに理解を示した上で、観光客とのトラブルを避ける事などを念頭に実施に向けた調整や意見交換を要望したという事です。