西条高校前の「御殿前」にはだんじりやみこし80台が集結
秋空に響く威勢のいい掛け声。
西条高校前の通称「御殿前」に集まったのは伊曽乃神社の「だんじり」と「みこし」だ。
小川日南アナウンサー:
「ごらんください、300メートル近い長い通りがだんじりやみこしで埋め尽くされています」
お堀に沿ってずらっと並んだその数、約80台。先を競うように次々と差し上げを披露する。

祭りのクライマックスへ盛り上がる
地元の人:
「年に1回のお祭りだから何とも言えない。西条の市民は祭りにかけているよ」
「龍」や「武者絵」といった、だんじりやみこしを彩る絢爛豪華な彫刻や刺繍。ハレの舞台にかき手たちも胸が高鳴る。
かき手:
「最高です!」
「小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまでみんなで楽しむ祭り。川入りにむけてマックスでいきたいと思います」

「御殿前」から「川入り」へだんじり巡行を楽しむ
小川日南アナウンサー:
「太鼓や笛の音とともにだんじりが御殿前を出発しました。このあと地域をめぐります」
だんじりは多くのかき手によって、ゆっくりと市内を巡行。
地元の人:
「生まれたときから太鼓の音が染みついているので、もうウズウズするので」
子どもたち:
「格好いい!」
Qみんなも将来やってみたい?
「やります!やります!」
沿道には市民が大勢詰めかけ、今年も巡ってきた西条の秋の風景に見入っていた。

西条まつりは川入りでフィナーレへ
伊曽乃神社の祭礼は16日が最終日で、だんじりはこのあと市内を流れる加茂川に集まり、祭礼のハイライトとも言える「川入り渡御」が行われ、フィナーレを迎えた。

