岐阜市が主催するスポーツ教室で骨折した参加者が、職員のミスで保険に加入できていなかったことがわかりました。
市によりますと、今年8月、ソフトバレーボールの教室に参加した市民が、市の体育館での自主練習中に右手の薬指を骨折しましたが、申し込んだはずのスポーツ安全保険に加入していない状態だったことがわかりました。
担当者が、保険加入を希望したスポーツ教室の参加者のうち168人分について、保険会社に提出する名簿の作成を忘れていたということです。
市は受け取っていた保険料を返金するとともに、ケガをした市民には本来の補償額の相当分を支払う方針です。