奥越特産のサトイモの収穫が本格化し、17日から集荷と選別の作業が始まりました。
大野市にあるJAのサトイモ選別所に持ち込まれたのは、奥越特産の「上庄さといも」と「越前さといも」です。スタッフらが目視で傷などがないか確認し、機械でサイズごとに分けていきました。
今年の夏は猛暑で雨も少なかった影響でやや小粒ですが、例年通りの味に仕上がった
ということです。
選別所の職員は「(昼夜の)寒暖差によって煮崩れしにくいサトイモとなっている。サトイモ料理で食欲の秋を堪能してほしい」と話します。
今年はコメ価格の高騰でサトイモからコメに生産を切り替えた農家もあり、出荷量は去年より100トンほど少ない約650トンを見込んでいます。
奥越産のサトイモは、18日から県内のスーパーなどで販売されます。