10月20日から始まる自衛隊の大規模な演習が須崎港でも行われるのを前に、平和団体などが反対集会を開きました。

参加者:
「軍事演習、反対軍事演習、反対」

10月20日から31日にかけて、自衛隊員約5万人が参加する大規模な統合演習が全国で実施されます。このうち須崎港では、海上自衛隊の訓練支援艦に高速無人標的機と燃料を搭載する訓練が行われます。

須崎港は2024年から自衛隊などが使える「特定利用港湾」となっていて県によりますと、防衛力の維持・向上のための訓練が県内の港湾で行われるのは初めてではないかということです。16日は県内の平和団体などが反対の声を上げました。

須崎港の軍港化に反対する会・柿谷望 会長:
「ぜひ皆さん今、高知県下で何が行われようとしてるのか須崎港で何が行われようとしているのか。どうか知っていただきたいと思います。そして共に声を上げていただきたいと思います」

今回の演習を巡っては14日、共産党県委員会などが訓練に反対する姿勢を県として明確に示すことを求める要望書を西森副知事に提出しています。

高知さんさんテレビ
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