日本維新の会は16日、両院議員総会を、自民党との連立政権樹立に向けた政策協議を巡り、執行部に対応を一任することを決めた。
自民党の高市総裁と維新の吉村代表・藤田共同代表が15日に党首会談を開き、高市総裁が21日も行われる見通しの首相指名選挙での協力と連立政権も視野に入れた連携を申し入れ、吉村氏は副首都構想などの政策実現を求めた。そして、16日に党首と政策責任者による政策協議を行うことになった。
両院議員総会後、藤田共同代表は、「最終結論については、16日この時点で執行部にご一任をいただくと議決がなされた」と述べた。
藤田氏は、出席者から「我々がこだわってきた政治とカネの問題や政治改革全般は、押し負けずに勝ち取ってほしい」などの意見が出たと説明し、「ちゃんと受け取った上で交渉に臨みたい」と述べた。
