「南海トラフ巨大地震」などの大規模災害に備えようと、和歌山県那智勝浦町で防災訓練が行われました。
訓練は、和歌山県南方沖でマグニチュード8.7の大地震が発生したとの想定で行われました。
和歌山県は、2011年に起きた東日本大震災と紀伊半島大水害を契機に、警察や消防、それに自衛隊などと連携して対応にあたる訓練を毎年実施しています。
【和歌山県 中村吉良・危機管理部長】
「(各機関が)顔の見える関係を作って、いざ何かが起こった時はすぐに連絡もとれることも目的として考えている。これからも引き続き訓練はやっていきたい」
また、県の災害派遣医療チーム「DMAT」も参加し、けが人の治療の優先順位を付ける手順なども確認していました。