酒を飲んで車を運転をした大学生の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。男は交差点に停めた車の中で眠りこけたうえ、職務質問した警察官の制止を振り切り逃走。事故を起こしていました。
逮捕されたのは札幌市北区に住む21歳の大学生の男です。
警察によりますと10月15日午前8時ごろ、札幌市東区の路上で、「交差点に止まっている車の運転手が寝ているので確認してほしい」と目撃した人から交番に届け出がありました。
警察官が駆け付け、運転席の男に職務質問したところ、男は突然、車を発進させました。
100メートルほど走行したところで、駐車していた車2台と、ごみステーションに衝突して停車しました。
警察官が男の呼気を調べたところ、基準値の3倍以上のアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕しました。
男は「アルコールが残っている状態で車を運転したことに間違いありません」と話しているということです。
警察は、男が酒を飲んだ状況などを詳しく調べています。