埼玉・鶴ヶ島市の老人ホームの入所者2人が殺害された事件で、元職員の男が逮捕されました。
木村斗哉容疑者(22)は鶴ヶ島市の介護付き老人ホームで、入所者の小林登志子さん(89)に刃物のようなもので切りつけるなどして殺害した疑いが持たれていて、死亡した別の入所者の女性についても木村容疑者の犯行とみられています。
小林さんは就寝中に突然襲われたとみられ、捜査関係者によりますと現場周辺で血痕が付いたナイフを押収し、施設の防犯カメラには刃物を持った木村容疑者とみられる人物が映っていたということです。
調べに対し木村容疑者は「刃物で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めています。
木村容疑者は2024年7月までこの施設で働いていて、殺害された2人の名前をあげて犯行に及んだことも話しているものの、動機については一切供述していないということです。