熊本市は、8月の記録的大雨を受けて設置された災害対策本部会議について「一定程度、取り組みが進んだ」として15日、解散しました。
市によりますと、10月10日時点の被害総額は約81億8000万円。
罹災証明は、2256件の申請に対し約9割の発行を終えていて、申請期限は来月30日となっています。
一方、土砂崩れによる被害のあった熊本市北区清水万石の6世帯には避難指示が継続中で、今後、安全柵を設置する予定です。
また、北区徳王の土砂崩れ現場は仮復旧が完了し、14日、市道の通行止めが解除されました。
熊本市は16日、大雨対応に関する2つの検証委員会を開くことにしています。