北海道後志地方の真狩村で、荒らされたミツバチの巣箱が見つかりました。付近で目撃されたクマの仕業とみられています。

 10月14日午後7時ごろ、真狩村社(まっかりむら・やしろ)にある養蜂場で、ミツバチの巣箱が荒らされているのを管理者の50代男性が発見しました。

 男性が被害を確認していたところ突然、目の前にクマが現れました。

 クマと男性とのにらみ合いは10分ほど続きました。

 最後にはクマがゆっくりと後ずさりし、林の方へ去っていきました。

 クマの大きさは体長1メートルほどでした。

 養蜂場に置かれていた巣箱50箱のうち、23箱がクマに荒らされていたということです。

 また現場では、2か所にクマのふんが落ちていました。

 警察はパトカーによる警戒活動を実施し、注意を呼びかけています。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。