総理大臣の指名選挙に向け、注目される立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党3党の党首会談が開かれました。
連立の行方を各党に所属する富山の国会議員はどう見ているか、聞きました。
立憲民主党の野田代表、日本維新の会の藤田共同代表、国民民主党の玉木代表は、午後4時ごろから国会内で会談しました。
その後の会見によると、安保法制や原発の増設などについて、お互いの主張に隔たりがあり、来週、改めて3党の党首会談を開く方向で調整されるということです。
野党3党に所属する富山在住の国会議員は。
*立憲民主党 山登志浩衆議院議員
「今の自民党政権で良いのか、これが問われる。少しでも暮らしに根差した政策を前に進めるためには、野党の連立政権(の実現)。当然、政党が違うので政策は違う。違う部分については今後協議していけば良いのではないか。(国民民主党の)玉木さんであろうと他の人であろうと基本的な部分が一致できればそれで構わない」
Q.政権交代の実現はあるか?
*日本維新の会 柴田巧参議院議員
「かなり可能性は現時点で小さいのでは。野党3党での政策の差が縮まっていない。国民民主党と立憲民主党で何らかの合意に達せば事態は大きく変わっていくかもしれないが、基本的な政策が一致しなければならない。ただ単に首班を決めればいいというだけに留まらず」
*国民民主党 庭田幸恵参議院議員
「政策が一致しない部分があると思う。一つの政権を担うには無理ではないかと個人的に思う。とにかく私たちは生活者の暮らしが良くなるよう日本の安全平和が守られるよう(国民が)見守っている。(政策が違う中)どう政権を担っていくかは私自身は見えていない。これからの動きを注視したい」