政界では首相指名選挙に向け、与野党の激しい駆け引きが続いています。

この状況を福岡の人たちはどう見ているのか聞きました。

◆立憲民主党 安住 幹事長
「(野党)3党でとにかくまず顔を合わせていって、ここからが本当に政局のドラマの始まりと思ってます」

“政局のドラマの始まり”と表現した立憲民主党の安住幹事長。

自民党の高市新総裁誕生後、公明党が自民党との連立を解消し、さらには野党の連立話と事態は目まぐるしく変化しています。

まさに混沌としているこの状況を福岡の街の人たちはどう見ているのでしょうか?

◆福岡県民
「自民党一党で来てたから、そういう意味で非常に面白い状況になってるんじゃないか」

「あきれる。もう本当に中で自分たちの次の選挙のことしか考えてない」

そして福岡の街の人が望む次の首相は…。

◆街の人
「高市さんなのかな。世襲じゃない、そういった人に引っ張ったもらいたい」

「女性の目線の総理をみてみたい」

「細川護熙内閣みたいに、複数の野党が連立するのが団結できないかな」

高市総裁に期待する声が大勢を占める中、挙がったのはやはり…。

◆街の人
「玉木さんいいかもしれない。熱量もって仕事をやってくれそう」

野党の統一候補として名前が浮上している国民民主党の玉木代表です。

その玉木さんは今のところ立憲民主党に対し、政策の一致を求めていく姿勢を崩していません。

◆国民 玉木代表
「平和安全法制できてから10年たってますけど、さらに日本を取り巻く安全保障環境厳しくなってますので、ここはちゃんと一致させたい」

総理指名選挙をめぐる駆け引きは大詰め。

15日午後、高市総裁は立憲の野田代表、国民の玉木代表とそれぞれ党首会談に臨みました。

◆自民 高市総裁
「国民民主党の玉木代表と党首会談を行いました。私の方からはきたる首班指名におけるご協力をお願い申しあげました」

Q.手応えは?
「それはなんとも申し上げられません」

一方、野党3党は党首会談を行い、協議を行いました。

◆国民 玉木代表
「少数与党としてやっていくことがベース。その都度、過半数を形成できるようにやるのがきょうの答え」

◆立憲 野田代表
「引き続き協議をする、また必要に応じて党首会談をするということが確定しました」

日本で初めての女性首相誕生か、それとも政権交代か。

首相指名選挙は21日に行われる方向で調整されています。

テレビ西日本
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