10/15(水)は、前線の影響が残っていた朝のうちは全般に雲が広がっていたものの、その前線が南に離れるにつれて午後は晴れ間が増えていきました。短時間でも日差しは強く、県内多くの地点で最高気温は20℃台後半と、季節を1か月ほどさかのぼったような陽気でした。


10/16(木)も再び前線の影響を受ける予想です。15日夜のうちに前線が再度北上して県内は気圧の谷となり、その後、低気圧を伴う前線が南下しながら県内を通過するため、まとまった雨となるでしょう。

広島地方気象台は15日夕方、「突風と落雷に関する広島県気象情報 第1号」を発表しました。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、広島県では、16日明け方から夜のはじめ頃にかけて、大気の状態が非常に不安定となり局地的に雷雲が発達する見込みです。竜巻などの激しい突風、落雷、急な強い雨に注意してください。

また南部では、雨の降り方次第で大雨注意報を発表する可能性があり、警報級の大雨になる可能性もあることから早期注意情報(警報級の可能性)を[中]としています。

<南部・北部>
朝から不安定な天気が予想されています。朝にはポツポツと雨が降るところがありそうで、さらに前線が通過する午後を中心に、広く本降りとなるでしょう。傘を差していても足元がぬれるような降り方になりそうです。辺りが暗くなり始める頃までは降ったり止んだりが続きそうです。

・予想される降水量(広島地方気象台)
16日午後6時までの24時間に多い所で、南部・北部ともに60ミリ

<この先1週間>
今週のうちは細かい天気変化が予想されています。金曜日は再び晴れて、週末になると土曜日を中心にまた雨が降る見込みです。
さらに、特徴的なのが来週の気温です。今週と比べると連日にわたって、昼間の暑さが抑えられ、朝の冷え込みが強まる予想です。暑さの出口が見えてきました。

テレビ新広島
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