15日の県内はさわやかな青空が広がり、秋の深まりを感じる1日となった。そんな中、米沢市の天元台高原では紅葉が見ごろを迎えている。
天元台ロープウェイに乗り込んで、色づき始めた山々を眼下に約6分間の空中散歩。
標高1300メートルの天元台高原に降り立つと、秋晴れの青空と色づく山々の雄大な景色が広がっていた。
そこからリフトに乗ってさらに上へと進むと、有数の紅葉スポットがある。
(リポート)
「1つ目のリフトを降りてすぐのところにある展望台に立ちますと、赤や黄色、秋の装いとなった山の景色。今だけの絶景が楽しめます」
標高1450メートルの中吾妻展望台から見える山全体の紅葉はまさに今が見ごろ。
2025年は夏の暑さの影響で例年より1週間ほど色づきが遅れているが、今はカエデやブナ・ナナカマドなどが赤や黄色に鮮やかに色づいている。
(仙台市から)
「昨日の雨でガッカリしていた。来た甲斐がありました」
(福島から)
「視界がすごく広い、全開に広がるという感じがする。(Q.気持ちよかった?)気持ちよく山を下りてきました」
晴れの日は置賜盆地が一望できる天元台高原。
紅葉の見ごろは11月初めごろまでで、天元台ではロープウェイの営業を予定より1週間延長し、秋の絶景を多くの人に楽しんでもらいたいとしている。