連日、10月とは思えないほどの厳しい暑さが続いていて、鹿児島市は15日も最高気温が30度を超える真夏日となりました。

鹿児島市の真夏日は2025年はこれで114日、15日から甲突川河畔で始まった秋の木市ではこの暑さで植物の生育に影響が出たという出店者の声も聞かれました。

鹿児島市で15日から始まった「秋の木市」。

甲突川河畔の高見橋から西田橋の間で13の店舗がパンジーやビオラといった季節の花や、柑橘類の苗木など約1000種類を販売しています。

2025年は価格の高騰からブロッコリーやパセリなど野菜が人気だということで、初日から会場は多くの人で賑わっていました。

来場客
「レモンと桜島小みかんとシャインマスカット(を買った)」
「暑い暑い、昔だったらこたつを出している頃なのに暑い」
「でもみかんと果物が実るのが楽しみ」
「引っ越し先に庭があって。柿でも植えたらいいかなって。大好きなので」
「暑いですよね 水やりも大変。すぐカラカラになる」

みなさん口にするのが、この暑さ。

15日も鹿児島市では最高気温31.8度を記録し、真夏日に。

10月も続くこの記録的な暑さは、販売される植物の生育にも影響を及ぼしているといいます。

勝緑園・向井勝宏さん
「(キンモクセイの開花は)この様子だとあと1週間くらい。例年では2番花くらいの時期。2024年は1番花が満開でした」
「みなさん工夫してなんとか秋の木市に品物を出せるように頑張った」

木市振興会によりますと花の生育遅れに加え、枯れてしまった苗も多かったということです。

鹿児島市木市振興会・藤田繁利会長
「暑さで少し生育が悪いものもあるが全体的にはそこまで影響はない。何回も足を運んでもらい、木市で1カ月の季節の移ろいを少しでも感じてほしい」

秋の木市は11月16日までの開催です。

ところで鹿児島市の2025年の真夏日は114日となりました。

こちらに2025年1月から15日までのカレンダーを作ったんですが、真夏日となった日に色を付けると…ご覧のように、2025年は15日までに約半分が真夏日となりました。

鹿児島市で真夏日が3桁となったのは観測史上初めてです。

この暑さ、いつまで続くのか週間予報をみてみましょう。

日曜日の雨を境に秋の空気が流れ込み、来週はようやく30度を下回る見込みです。

ただ真夏日からこんどは一気に気温が下がるので体調管理にご注意ください。

鹿児島テレビ
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