高市総裁のぶら下がり取材の模様をお伝えします。

自民党・高市総裁:
16日から東京にいらっしゃる藤田代表と私、両党の政調会長による政策協議をすることになりました。

――首相指名選挙について協力を求めたとのことでしたが、維新側からはどのような判断がございましたか?

自民党・高市総裁:
何といっても政策の一致が第一なので、16日から本格的に政策協議をやろうということになりました。

――連立についても触れられたとのことでしたが、そちらについては特に何かおっしゃっていたことはありますでしょうか?

自民党・高市総裁:
それも含めて基本政策、ほぼ一致はしていると思うんですが、いろんな政策についてきちっと協議をするということでございます。

――16日からの政策協議は、いわゆる首班指名選挙や連立も含めた見据えたような政策協議をやるのかというのと、具体的にどの項目で、どういった政策について話していくのか、15日の会談のことを教えてください。

自民党・高市総裁:
特に今、項目を決めているわけではなく、あちら側からも政策が出てきて、私たちからもそれを検討するという形になろうかと思います。15日、何かたたき台があるという話ではございません。

――先ほど国民民主の玉木代表との会談で、一緒に責任を担っていただきたいと要請をされていて、一方、維新の吉村代表との会談の中でも連立を組む要請とか、この差というか維新の方により踏み込まれたのは…?

自民党・高市総裁:
責任を担うということは同じですよ。これは政権の中で責任を担っていただくということでございますから、その大きな意味の差があるわけではありませんが、なかなか共同代表ということで大阪から出てくることが困難でいらっしゃる吉村知事も出てきてくださっておりますので、その辺り本音ベースで首班指名のご協力、それも一緒に政権を担っていただく、連立含みのご協力をお願いしたいということを率直に申し上げました。

――吉村代表は副首都構想と社会保険料の件で高市総裁の考えを聞きたいということを常々おっしゃっているようですが、そこについて総裁からご説明されたんでしょうか?

自民党・高市総裁:
15日は副首都構想についてお話をいたしました。これは自民党の中にも政調会長時代に議論の受け皿を作ったものでございますので、これは議員立法で出せるものですから両党で政策の協議体をしっかりと作ってやっていくということです。2026年の通常国会辺りを目指してやっていけたらと思います。特に15日は副首都構想ですとか、それから私から申し上げたのはいろんな補助金ですね、こういったものを整理していきたいという話を申し上げました。

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政治部
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日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。