首相指名選挙をめぐり、国会では15日、与野党のトップ会談が相次いで行われています。
国会記者会館から、最新情報をフジテレビ政治部・木村大久記者が中継でお伝えします。
国会内では、午後4時から立憲民主党・日本維新の会・国民民主党の3党の代表による会談が始まり、午後4時50分現在も続いています。
3党の党首会談では、野党の統一候補として浮上している国民民主党の玉木代表が、安全保障や原発に関する政策での一致を立憲の野田代表に求めているものとみられます。
野党3党の党首会談に先立ち、玉木氏は自民党の高市総裁と会談し、高市氏は来週火曜日の21日に召集される臨時国会と、首相指名選挙での協力を呼びかけました。
自民党・高市早苗総裁:
政策をスピーディーに進めたいのであれば、一緒にこの責任を持っていただきたいという旨も申し上げました。
高市氏は、玉木氏が年内実現を求める、いわゆる「年収の壁」のさらなる引き上げについて、「できるだけ早く法律を改正して実施できるように私たちは努力したい。そのためには協議体も作ってスピードアップしたい」と伝えたということです。
一方で玉木氏は、立憲との連携には慎重な姿勢を崩しておらず、不透明な状況が続いています。