埼玉・鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の高齢女性2人が死亡した事件で、警察は元施設職員の20代の男の身柄を確保しました。

男は、女性の殺害をほのめかしているということです。

現場から、フジテレビ社会部・山本修平記者が最新情報を中継でお伝えします。

通報から約11時間がたちましたが、現場は規制線が張られたままで、物々しい雰囲気となっています。

現場となった老人ホームから東に約250メートル離れた場所で、男の身柄は確保されました。

15日午前5時前、鶴ヶ島市の介護付き老人ホーム「若葉ナーシングホーム」で、この施設に入所する80代から90代くらいの女性2人が、自分のベッドで血を流している状態で見つかりました。

2人は意識がない状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

施設の防犯カメラには現場から立ち去る不審な人物が映っていて、警察によりますと15日午前、施設から約250メートル離れた路上で元施設職員の20代の男を発見し、男の身柄を確保したということです。

男は、女性の殺害についてほのめかしているということで、警察は男からくわしい事情を聴いています。

――男を確保した経緯は?

施設の防犯カメラには、フードとマスクを着用した不審な人物が深夜から未明にかけて現場から立ち去る姿が映っていて、警察が現場周辺で初動捜査を重点的に行っていたところ、職務質問をした警察官が男を発見し身柄を確保しました。

フジテレビ
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社会部
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