街の景観を損なう落書きをなくそうと、塗装業者でつくる団体がボランティアで落書きを塗りつぶす作業を行いました。
この「らくがきなくし隊」の活動は、日本塗装工業会が社会貢献活動の一環として全国で行っているもので、今年で23年目となります。
今年、県内では富山市と魚津市の7箇所で行われ、このうち富山地鉄上滝線の小杉駅付近の地下歩道では、壁面に描かれたハートやアルファベットの文字などの落書きを
ハケやローラーを使い分からないよう塗りつぶしていました。
*日本塗装工業会富山県支部 林孝支部長
「落書きをした人が捕まって賠償金を支払わされるようになっていることもあるので、こういう行動はやめてほしい」
県支部によりますと、近年は落書きの数や一つあたりの面積が減ったものの、落書きを消しても数年後にはまた落書きが行われるケースがあるといい、落書きそのものを
無くしたいとしています。