北海道ではクマの出没が止まらない。
連日目撃が相次ぐ札幌に加え、北海道南部の木古内町では住宅の敷地にクマ3頭が現れた。
親子グマの狙いとは――。
木古内町の空き家に親子グマ3頭 狙いは―
車庫の陰から姿を現した3頭のクマ。
10月12日午後10時ごろ、北海道南部の木古内町の空き家に設置されたカメラで撮影された。
「怖い、やっぱり。行った時に鉢合わせしたら嫌だなと」(空き家を管理する女性)
恐怖を語ったのは、かつて親族が暮らしていた空き家の管理をする女性。

この場所では3日前のほぼ同じ時間に庭を走り抜ける姿が捉えられていて、この5日間で3度目だという。
親子グマの狙いとは。

「クリの木があるのでクリを食べに来ているのかと思う」(空き家の管理をする女性)
付近には器用にイガをむき、むさぼられたクリの残骸が残されていた。
「早く冬眠してもらいたい」(空き家を管理する女性)

札幌市西区に複数のクマ生息か 警戒続く
一方、連日クマが出没している札幌市西区西野地区では、10月13日朝、箱わなにかかっていたクマ1頭が駆除された。
10月に入り西野地区での駆除はこれで3頭目だが、いまも付近には複数のクマが生息しているとみられ、警戒が続く。
