猿田前副知事が秋田市の副市長に就任し、14日、「市民の1人として全力を尽くしたい」と意気込みを語りました。
秋田市の猿田和三副市長は、市出身の62歳。秋田県の財政課長や産業労働部長などを歴任したあと、2021年から副知事を務めましたが、知事選挑戦のため辞職しました。
猿田副市長は14日、市役所に初登庁し、報道機関の取材に応じました。
猿田和三副市長:
「市民の皆さんの安全安心な日常生活、福祉の向上、産業振興によって秋田市が少しでも前進できるように、市民の1人として、市長をはじめ職員と力を合わせて精いっぱい全力を尽くしたい」
猿田副市長は、産業振興や観光・スポーツなどを担当します。
猿田和三副市長:
「県庁時代、特に産業労働部でいただいた様々な企業や団体の皆さんとのご縁は大事に、さらに強く太くして、秋田市政の発展につなげていきたい。再生可能エネルギーを電力として新しい産業を秋田市に、いま工業団地を整備する考えになっているので、具体的に実現させたい」
なお猿田副市長は、スタジアムの整備やまちづくり事業は、市長の考えを支持するとしています。