基山町出身のプロ野球選手で、読売ジャイアンツに所属する長野久義選手が現役引退を発表しました。小学生時代の恩師は「びっくりした」と率直な思いを語りました。
【読売ジャイアンツ・長野久義選手】
「とにかく必死に成績を残すことだけを考えてやってきた野球人生でしたし、周りの人に恵まれて、最高の野球人生でした」
14日、40歳での現役引退を発表した長野久義選手。
長野選手は基山町出身で、福岡県の筑陽学園を卒業。
2010年にドラフト1位指名で読売ジャイアンツに入団しました。
勝負強いバッティングで1年目からレギュラーに定着し、新人王や首位打者、最多安打のタイトルを獲得してきました。
長野選手は小学生時代、基山町の野球チームに所属。当時の監督も驚いたと話します。
【長野選手の小学生時代の監督・白水重樹さん】
「びっくりしました。こんな早く退団するとは思ってなかった。でもまた頑張ってくれると思います。子供たちが喜ぶと思うのでたまにはチームの臨時コーチをやってもらいたい」
一方、基山町の松田町長は。
【松田一也基山町長】
「誇らしくてたまらない。基山町出身の偉大な活躍をする人がこれからどんどん出て行ってもらうためにも、長野選手のこれまでの活躍はみなさんの目標にもなるし、励みになるんじゃないかなと思います」
長野選手は今後について、「色々と勉強して若い選手たちのお手伝いができれば」と話しています。