佐賀と福岡をつなぐ三瀬トンネルで多重事故が起きたことを想定した訓練が行われ、消防などがけが人の救助や連絡の手順を確認しました。

【鈴木悠斗アナウンサー】
「救急隊の判断で重傷と判断された方が、ヘリコプターへ乗せられこれから病院へと運ばれます」

この訓練は、佐賀と福岡を結ぶ全長2.4キロの三瀬トンネルで事故や、火事が起きたときに備えようと3年に1度行われています。
14日は、佐賀広域消防局や福岡市消防局など11の団体から約170人が参加。
トンネル内でバスなど3台が絡む多重事故が発生し、複数のけが人がいるという想定で行われました。
訓練では、事故の通報を受けた消防からトンネルの管理事務所への連絡などを確認。
けが人の救出と、けがの程度に応じて治療の優先順位を決める連携などを確かめ、重傷者はヘリコプターで病院に運んでいました。

【佐賀広域消防局 神埼消防署 伊東辰也副署長】
「関係機関の初動・連携・救出・救助・搬送など再確認できた」
Q実際に事故が起きたときの対応は?「119番や通報など周りの人に知らせるなりしてもらえれば」

三瀬トンネルでは、1986年に開通して以来今年の3件を含め160件の事故が発生しているということです。

サガテレビ
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