台風22号と23号の直撃で被害が出た東京・八丈島では、14日も一部の地域で停電と断水が続き、広い範囲で復旧作業が行われています。
先週の台風22号に続き13日に台風23号が直撃した八丈島では、一部の地域で断水や停電が続いています。
14日朝、東京都の水道災害救援隊が派遣する給水車には、多くの住民が水を受け取りに来ていました。
住民は「今日なんとかお水が来たから、急いで水をためないといけないと思って」と話しました。
八丈島の町役場によりますと、14日午後も2カ所の避難所で島民146人が避難を続けているほか、島内全ての小中学校で14日から19日まで臨時休校になることが決まりました。
こうした中、午後3時過ぎに航空自衛隊の輸送機が八丈島空港に到着し、5トンの水タンク車と水を運ぶタンク20個などを届け、今後、自衛隊が避難所などに給水車を派遣する予定だということです。