「層雲峡温泉の上空です。色づきがピークになっています。秋の日差しの中、特に黄色が鮮やかに映えているようです」(菅井貴子気象予報士)
3連休最終日。層雲峡温泉街で断崖絶壁の峡谷を、ダケカンバやイタヤカエデなどが黄色やオレンジに染めています。
北海道の2025年の紅葉は、猛暑の影響か、やや色づきにばらつきがありますが、山間部を中心に見頃を迎えています。
落差約100メートルの「銀河の滝」と「流星の滝」。
ダイナミックな滝と紅葉が観光客を楽しませていました。
「水の流れがありますが、山の躍動感も感じられます。この紅葉目当てに13日、いろんな観光客の姿も見られます。」(菅井貴子気象予報士)
そして、紅葉前線は、いよいよ札幌にも…。
「豊平峡ダム上空です。多くの人が色づき始めた景色を楽しんでいます」(本貴憲カメラマン)
紅葉前線は、札幌市南区の山間部にも。
豊平峡ダムではカエデやシラカバの葉が日に日に色濃くなり、全体の7割程が色づいています。
10月31日まで、ダムの放流も行われていて、迫力ある水の流れと紅葉との共演が見られます。
「札幌国際スキー場上空です。訪れた人々が紅葉とともにグルメを楽しんでいます」(本カメラマン)
グルメイベントが行われている札幌国際スキー場でも、多くの人が秋の深まりを楽しんでいました。
北海道で紅葉が見頃を迎えているのは、北海道東部の阿寒湖や然別湖、北海道北部の朱鞠内湖周辺で、支笏湖や登別温泉でも、色づき始めています。
今週は、朝晩の冷え込みが強まるため、一気に色づきが進み、平地の景色も秋の装いに変わっていきそうです。