バスケットボールB2リーグ・山形ワイヴァンズがホーム開幕戦に臨んだ。1戦目こそ敗れたが、12日の試合は攻守がかみ合い初勝利をつかんだ。
10月4日・5日のリーグ開幕戦で信州に2連敗を喫した山形だが、11日のホーム開幕戦の会場には1600人を超えるブースターが集まった。
(ブースター)
「シーズンオフが長かったので、始まるのをとても楽しみにしていました。勝ちしか望んでいないです」
「ワイヴァンズ絶対勝ってほしいです」
「ホーム開幕戦なのでぜひ勝ってほしいと思います」
相手は、昨シーズン2勝4敗と負け越している青森。
11日のゲーム1、第1クオーター。
青森の攻撃を受けながらも、白戸やキャプテン吉田の3Pシュートなどで食らいつき、1点ビハインドで第2クオーターへ。
流れをつかみ一時は逆転するものの、次第に青森の守りと素早い攻めに押される展開となり、第3クオーター終了時には18点差をつけられる。
第4クオーターは、この日29得点と気を吐いたジェームズ・ベルの3Pシュートなどで反撃するが、最終的に差を広げられ85対106で試合終了。
ホーム開幕戦を勝利で飾れず3連敗となった。
(石川裕一ヘッドコーチ)
「勝利をブースターのみなさんに届けたかったが、悔しい結果になってしまった。あす(12日)リベンジして勝利を届けられるようにやるだけ」
(PG37・吉田健太郎選手)
「相手よりも自分たちが仕掛けていかないと、あすまた青森に同じようにやられる。そこをチームに注意喚起をしながら、エナジー出してみんなで戦っていければと思う」
そして迎えた12日のゲーム2。
ノア・ウォーターマンが3Pシュートを量産し、両チームトップスコアとなる33得点を挙げるなど、山形の攻守の歯車がうまくかみ合い、90対61で今シーズン初勝利を挙げた。
次節は15日、ホームで熊本と対戦する。