バレーボールSVリーグ女子・アランマーレ山形が今シーズンの開幕戦を迎えた。来シーズンから本拠地を秋田に移すアランマーレにとっての、酒田市での“最後のホーム開幕戦”を勝利で飾ることはできなかった。

11日(土)、チームの地元・酒田市で最後となるSVリーグの開幕戦。
会場には1000人を超える大勢のファンが詰めかけた。

(観客)
「ずっと応援しているので、来年から拠点を秋田に移すと聞いていたが、酒田市民としてはマザータウンとして選手のみなさんに頑張ってもらって、これからも応援していきたい」

「今季で本拠地が最後なので、どんどん頑張って勝ってほしい。アランマーレ頑張れー」

アステモリヴァーレ茨城との開幕戦ゲーム1。
第1セットは、新加入のオポジット若泉佳穂が躍動する。

(若泉佳穂選手)
「すごく高いブロックが2枚ついたが、それに臆さずブロックに当てたりブロックを避
けてスパイクコースをねらったり、自分の良さが出た」

さらに、新加入でタイ代表の主将を務めるアチャラポーンのスパイクも要所で決まり、攻撃のリズムが生まれる。
新加入2人の活躍もあり第1セットは25対22、幸先よくセットを奪う。

しかし続く第2セット、序盤は競りながらも中盤以降は、パワーで勝る相手外国籍選手のスパイクに、自らの連携ミスも重なりこのセットを落とす。

第3セットも苦しい展開。
序盤から連続失点を許し、終盤は相手のサーブで崩され6連続失点。
このセットも15対25で奪われる。

なんとか食らいつきたいアランマーレだが、最終セットも17対25、セットカウント1対3で敗れた。

アランマーレは、12日(日)のゲーム2もセットカウント1対3で敗れ、開幕2連敗。

(観客)
「残念でした! 勝てると思ったんですけど。今後も例年通り一生懸命応援していきたい」
「結果的には負けてしまったんですけど、見ていてワクワクするようなプレーだったのであす以降も引き続き応援していきたい」

(北原勉監督)
「まずはこのマザータウンである酒田で今までお世話になった分を勝利でお返ししたいと意気込んで入った開幕戦。事前に準備した戦略は良いので、試合中の作戦チェンジを早く行って選手が対応してやっていくのが次の課題」

次節は10月18日・19日、アウェーで大阪マーヴェラスと対戦する。

さくらんぼテレビ
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