新種のクラゲとして2025年に登録された「インテグラルクラゲ」が長崎ペンギン水族館で展示されています。

世界で初めての展示です。

水の中を活発に動くこちらが「インテグラルクラゲ」です。

まだ成長の途中で傘の直径はわずか5ミリです。

生殖腺が積分記号のインテグラルに似ていることが名前の由来です。

長崎ペンギン水族館前の橘湾で発見され、2025年2月に新種のクラゲとして登録されました。

長崎ペンギン水族館では現在、12匹が展示されています。

13日は祝日とあって、多くの家族連れでにぎわいました。

子ども
「虫眼鏡でよく見るとちょっとだけ動いている、ちょっとだけ上下に動いているような気がする。ちまちま動いているのが可愛い」

長崎ペンギン水族館 魚類担当 近藤ゆうい さん
「こちらのクラゲ、とても小さなクラゲなのですが、動きもしっかりクラゲなので見て癒やされてほしい。」

インテグラルクラゲは7月末から10月上旬の満潮に差しかかる時間帯にしか現れず、採取しにくいクラゲです。

長崎ペンギン水族館では今後も飼育を続け繁殖など生態を明らかにしていきたいと
しています。

テレビ長崎
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