台風23号が現在、最接近している東京・八丈島では暴風や大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要です。
台風の暴風域に入った八丈島から、フジテレビ社会部・河村忠徳記者が中継でお伝えします。
現在は非常に強い風と雨が島全体を襲っているような状況です。
八丈島では不測の事態に備え、町役場の職員が24時間体制で警戒にあたっているほか、島内に住む約6700人の住民のうち、現在は358人が避難所に身を寄せています。
このうち、115人は台風22号で甚大な被害が出た島の南東部に位置する末吉地区の住民で、避難所となっている高校に避難しているということです。
また、台風23号は昼前にかけて伊豆諸島にかなり近づく見込みで、13日、八丈島には食料や日用品など生活物資が届く予定はないということです。
伊豆諸島ではこれまでの大雨の影響ですでに地盤が緩んでいるところもあり、さらなる土砂災害に警戒が必要です。