春のセンバツにつながる九州高校野球県予選の決勝が12日、大分市で行われ、明豊が杵築を破って、優勝しました。
2025年夏の甲子園ベスト16の明豊とノーシードから勝ち上がった杵築による決勝戦。
3回、1点を追う展開となった明豊は相手のエラーで同点に追い付くと、さらに8番の梅田がタイムリースリーベースヒットを放ち、逆転に成功します。
その後、さらに2点を取られた杵築は4回、ノーアウト満塁のチャンスで、1番の谷。さらに2番・杉浦が2者連続タイムリー。この回で1点差に詰め寄り、その後、6回で同点に並びました。
7回は両チーム無得点で終え、迎えた8回。ここで明豊は5番・川口のタイムリーなどで3点を挙げて杵築を突き放します。これが決勝点となり9-6で明豊が優勝を決めました。
◆明豊・坂田庵主将
「九州大会に優勝してセンバツに出たい気持ちはあるが、まずは目の前の相手を倒すことを意識してやっていきたい」
明豊と杵築は10月25日から宮崎で開催される九州大会に出場し、2026年春のセンバツ出場を目指します。