自民党の岸田前首相は12日、広島市で講演し、「政治の動きが混沌としている」として「政治の安定をしっかり取り戻すことが大事だ」と述べた。
岸田氏は、広島市での会合で「歴史的転換点における日本外交」との論題の講演を行った。
この中で、「昨今、政治の動きが混沌としている」と述べた上で、「国内政局や政策で手いっぱいの状況になっているのではないか。外交も忘れてはならない」と指摘した。
また、「国際社会の変化の中で日本が自信を持って生きていくためにも、政治の安定をしっかり取り戻すことが大事だということを強く感じる」と述べた。