多くの方が学校の休み時間に遊んだことがある「ドッジボール」。
日本代表として活躍する富山県南砺市出身の高松翔太選手の魅力に迫ります。
*リポート
「今試合形式の練習が行われていますが、ものすごいスピードでボールが飛びかっています」
なかでもひと際俊敏な動きをみせていたのが、南砺市出身の高松翔太選手(26)。
県内で唯一、北信越でも唯一のドッジボール日本代表選手です。
小学2年生からドッジボールをはじめ、2018年、大学生のときに日本代表に初選出。
以来、ワールドカップで3位入賞、アジア選手権では5連覇を果たすなど世界で活躍してきました。
今や世界50カ国以上でプレーされているドッジボール。
ルールは、学校の休み時間などに行うドッジボールとそう大きく変わりません。
変わるのは、研ぎ澄まされた技術。
高松選手の強みはサウスポーから繰り出すアタック。
スピードは100キロを超えます。
*南砺市出身 ドッジボール日本代表 高松翔太選手
「強みは日本人でも数少ない左利き。日本代表でも左からのアタックやキャッチ力で評価されている。身体が大きい方ではないが、体全身を使ってボールを投げることを意識してドッジボールをしている」
そんな高松さんの普段の顔は、県西部を拠点に活躍する『消防士』です!
*南砺市出身 ドッジボール日本代表 高松翔太選手
「消防士として仕事をしている分、練習時間は確保しにくいが、その隙間をぬって日本代表まで頑張った。両方を続けていきたい」
今週末は地元のチームで、ドッジボールの日本一を決める全日本総合選手権に出場します。
*南砺市出身 ドッジボール日本代表 高松翔太選手
「北信越ではまだ優勝したチームがいないので初めて北信越チームから日本一を目指して頑張りたい」
目指すは北信越初の日本一。
ドッジボールを競技として極める高松選手の目標は。
*南砺市出身 ドッジボール日本代表 高松翔太選手
「子どもたちは休み時間などでドッジボールをすると思うが、その延長線でドッジボールをやっている。ドッジボールをやりたいという子どもがいてくれるとうれしいしその目標になりたい」
全日本選手権は12日日曜日、石川県金沢市で行われます。