富山県内の最低賃金は、12日から64円引き上げられ、1062円となりました。
最低賃金の引き上げは、富山労働局の最低賃金審議会による答申を受けて決まったものです。
12日から適用される新しい最低賃金は時給1062円で、これまでの998円から64円引き上げられました。
引き上げは、コメを含む食料品などの物価高騰を踏まえたもので、引き上げ幅は過去最大で、県内の最低賃金が1000円を越えるのは今回が初めてです。
一方、全国平均では、66円の引き上げで時給1121円となっています。
最低賃金は、働く全ての人に適用され、支払われなかった場合、事業者には50万円以下の罰金が科されます。