南国市の特産品、四角い切り口の「四方竹」が間もなく旬を迎えます。

竹久祐樹 記者:
「今朝、収穫したばかりの四方竹です。ゆでると鮮やかな若竹色が際立ちます。さっそくいただきます。上品な苦みと、何よりコリっとした食感が心地いいです。」

南国市の白木谷と奈路地区の生産者でつくる組合では、約10ヘクタールで四方竹を栽培しています。四方竹は膝くらいの高さで、少し皮がめくれたくらいが食べ頃。10日も生産組合の関係者が選別しながら手際よく収穫していました。

収穫した四方竹はすぐ近くにある加工場へ。大きな釜でゆでた後、専用の機械を使って皮をはがし、長さや太さを測りながら出荷に向けて選別しました。

南国市四方竹生産組合・野村和弘 組合長:
「全国の皆さん、もちろん地元の高知県の皆さん秋の味覚として食感を味わってください」

2025年は適度な雨と朝晩の冷え込みで2024年と比べ生育が早く、品質も上々ということです。2025年も例年並みの約34トンの出荷を見込んでいて、県内のほか関西や関東などでも販売されます。

高知さんさんテレビ
高知さんさんテレビ

高知の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。