薬物の危険性を理解してもらおうと、富山県南砺市で高校生を対象にした講演会が行われました。

南砺福野高校で行われた講演会では、伏木税関支署の田内洸樹財務事務官が演台に立ち、薬物乱用の危険性について説明しました。

田内さんは「軽い気持ちで始めても依存性などによってやめられなくなる」として、薬物による幻覚や情緒不安定から交通事故や家庭内暴力、さらに凶悪犯罪に発展するケースがあることを紹介。

また、近年はSNSを通じて薬物が簡単に入手できてしまうことや、隠語でやり取りされる実態も説明しました。

県内では10代から20代の6人が大麻などの違法薬物を転売目的で所持した疑いで摘発されていて、田内さんは「高校生も決して無関係ではない」と警鐘を鳴らしました。

*参加した生徒
「身近な富山県でもこのような事例があり、避けては通れない問題だと思った」

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。