今月から、新しいコーナーがスタートします。
担当は、西田アナウンサーです。
西田さん!
【西田アナ】
はい、今月から、毎週、金曜日は、TSSの屋上テラスから飛び出して、「金曜中継・空ナビ」をお伝えしていきます。
きょうは、広島市中区の「ひろしまゲートパーク」からお伝えします。
明日11日(土)から、このゲートパークや広島グリーンアリーナを舞台に、TSSが開局50周年にお届けする「広島コンティニュー フェス2025」が開催されるんです。
現在、会場では、その準備が進んでいます。
さて、このイベント、どんなものかというと・・こちらです。
被爆から80年。
「広島の復興は、ゼロからの積み重ねで今がある」をコンセプトに、広島の創造のスピリッツを継承(Continue)し、さらに未来に向けて、革新(New)することを目的に、「音楽」「カンファレンス」「グルメ」が融合した、複合型のエンターテイメントフェスなんです。
まず、「音楽」では、広島グリーンアリーナの大アリーナを舞台に、明日11日(土)、明後日12日(日)の2日間。アバンギャルディやフルーツジッパーなど、全国で活躍するアーチストたちによる音楽の饗宴が開催されます。
小アリーナで開催される「カンファレンス」では、各界の第一線で大活躍する人材が広島に結集。
「継続と革新」をメインテーマに、未来に向けての熱いメッセージを様々な角度から発信します。
ドイツからカンファレンスに参加するマシアス・ベルクさん。
サリドマイド薬害の影響で、先天的な障がいを負いますが、陸上競技とスキーのドイツ代表選手として、パラリンピックと世界選手権で、合計27個のメダルを獲得し、ドイツの英雄と呼ばれています。
また、ホルン奏者としても、世界中のオーケストラと共に演奏し、多くの賞を受賞しています。
そんな、ベルクさんの職業は、弁護士なんです。
行政機関の様々な役職を歴任し、今では、学校や企業で、講演する活動も行っています。
今回は、「JOY OF LIFE」というタイトルで、参加者に熱いメッセージを語ってくれます。
マシアス・ベルクさん
【マシアス・ベルクさん】
「今回のコンフェスに参加できて、とても光栄です。私の個人的な事、障がいや家族のことや私が下した決断などについて話したいと思います。私は元パラリンピアンで法律家であり、音楽家です。こういった経験をみなさんとコンフェスで共有したいと思います。会場でお会いしましょう」
ドイツの英雄が何を語るのか。
ベルクさんの他にも、様々なジャンルの人たちが、2日間にわたって、熱いメッセージを発信していきます。
そして、ここ、広島ゲートパークでは、広島を中心に、全国のソウルフードが、一堂に結集したグルメイベントが開催されます。
ソウルフードといえば、その地方でしか売られていないものも多くありますが、今回は、全国から、およそ60種類以上のご当地パンが大集合するコーナーも登場します。
中には「ちくわパン」もあります。
今回のイベントでは新たな取り組みが行われます。
このイベントによって排出される温室効果ガスを排出削減活動や吸収活動に投資することで埋め合わせるカーボンオフセットの取り組みが行われています。
メイン会場で使用するエネルギーや来場者が移動する際に排出すると想定されるCO2を打ち消すため、中国電力が保有する森林が吸収するCO2の一部、47トン分をJクレジットとして購入しているんです。
環境に配慮したイベントをみなさん、ぜひお楽しみください。
「HIROSHIMA CONTI-NeW FeS(広島コンティニューフェス)2025」は、広島市中区の広島グリーンアリーナ、ひろしまゲートパークをメイン会場に、明日11日(土)~13日(月・祝)3日間、開催されます。
以上、中継でお伝えしました。